米油はトランス脂肪酸が多い?効能や上手な取り入れ方

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米の豆知識

 

米油は、体に良いということでテレビでも紹介されており、その健康効果に注目が集まっています。

 

ところが、米油に含まれているトランス脂肪酸を避けるべきと考えている方もいます。ここでは、米油に含まれるトランス脂肪酸の安全性について説明します。

 

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米油には約1%のトランス脂肪酸が含まれている

メーカーによる違いはありますが、米油には約1%前後のトランプ脂肪酸が含まれていると言われます。

 

1日に米油を20g摂ったとすると、トランス脂肪酸の含有量は0.2gとなります。

 

農林水産省やWHOが目標値としているのは、1人1日約2g未満です。

 

この目標値からすると、米油に含まれるトランス脂肪酸の量は、ほとんど問題のないレベルと言えます。

 

摂取量には注意が必要

抽出過程で生じるトランス脂肪酸の量は、現在では安全性に問題のない量です。

 

しかし、脂質の多い食事をしていると、トランス脂肪酸の摂取量が多くなるとの報告もあります。

トランス脂肪酸は、米油だけに含まれているわけではなく、クリーム類やラード、チーズなど、いろいろな食品に含まれています。

 

米油は健康な油ですが、食事全体から摂り入れられるトランス脂肪酸の摂取量に注意が必要です。

 

化学溶剤を使った米油は要注意

米油は、油を搾る過程で化学溶剤を使っている場合があります。

 

メーカーは、この化学溶剤が残留しないよう精製していますが、不安は残ります。

 

この化学溶剤の一部がトランス脂肪酸に変化しています。安価な米油は、化学溶剤を使っていることが多いので注意が必要です。

トランス脂肪酸の有害性

マーガリンやバターに多く含まれているトランス脂肪酸は、天然由来のものと加工由来のものがあります。

 

天然由来のものは、牛や羊などの動物の胃の中で生成されます。加工由来のものは、水素の添加や脱臭の過程で生成されます。

食べるプラスチック

トランス脂肪酸は、食べるプラスチックとも言われ、いったん体の中に入ると排出されず体内に残ってしまいます。

 

この脂肪酸は、体の中に入って細胞や細胞膜の働きを狂わせたり、ビタミンなどの栄養素を食い荒らしてしまいます。

 

人体への影響

トランス脂肪酸の困る点は、人工的に作られたものが、排泄されず体内に溜まっていくことです。

 

トランス脂肪酸を摂り続けると、それが血管に溜まり、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の原因になります。

 

欧州やアメリカでは、以前より国をあげて表示化や販売規制などに取り組んでいます。

 

米油の栄養成分と効果的な摂り方

米油は、お米の胚芽部分を絞る油です。胚芽部分は、米ぬかと呼ばれ、栄養がたくさん詰まっているところです。

 

ビタミンB1やB2、ナイアシン、ミネラルなどの栄養成分が豊富にあります。米ぬかには、まだ20%もの油分が残っていて、その油分を抽出したものが米油になります。

 

米油の健康効果

米油には、トコトリエノール、ガンマ・オリザノールという稀少な成分が含まれています。

 

これらの働きで、コレステロール値を下げ動脈硬化を防止したり、脳の働きを活性化させる作用があります。また、抗酸化作用もあり、美容効果も期待することができます。

 

米油はビタミンCと一緒に摂ると効果的で、サラダのドレッシングとして使うのがおすすめです。